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これからのマーケットの判断材料

今日の日経新聞朝刊(2017年3月19日(日))の2面で、今度の日経平均株価の変動要素がまとめてあった。

その記事の要点と自分で調べたことを、ここに書く。

 

記事によると、現在の日経平均の変動要素は

  1. トランプ大統領による円安批判
  2. 人件費負担の上昇
  3. 森友学園問題

の3つである。

 

1.トランプ大統領による円安批判

 

 今後のトランプ政権の不確定さも問題である。トランプ氏は多くの発言の中で、企業を名指しした批判をし、名指しされた企業の株価が変動することが起こっている。またアメリカ第一主義を徹底し、円安誘導に対し批判的な発言をし、円相場が急騰する事態も起こった。

www.nikkei.com

「デフレの正体」という本

デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

 

でも述べられていたが、日本の経済のカギとなるのは輸出産業の拡大である。周辺国が経済成長し豊かになれば、日本ブランドの製品を買うようになる。そこで円高が進むと、日本の輸出企業の収益が減り、日経平均株価を押し下げる要因になる。

 

2.人件費負担の上昇

 

 

 日経新聞の記事では、ヤマトホールディングスが例に挙げられていた。ネット通販の普及で大量の配達員が必要になり、人員確保のための費用がかさんでいる。下のlivedoor NEWSによると、ヤマトホールディングスの売上高に占める人件費率は50%を超えるという。

news.livedoor.com

宅配業者は、荷物を運ぶ配達員だけではなく、集荷センターで働く仕分け作業員などの多くの従業員を抱えている。多くの従業員を抱える企業の労働改革には、少しの変化で大きな結果を生むリスクが付く。

 

3.森友学園問題

 森友学園問題による国内政治リスクが増している。23日に行われる籠池氏の証人喚問でどのような進展があるかがカギとなる気がするが、この問題については勉強不足で正直よく分からなく、これと言った意見も持てていない。

これから勉強すること

これから復習と勉強をする内容をここにまとめる。

いずれここに解説記事を書く。

 

  • VaR (Value at Risk) 過去一定期間のうちに、一定の確率で起こりうる最大損失額

 

  • 株式市場:①発行市場(IB部門)、②流通市場(マーケット部門)

 

  • 上場株の取引方法:①エージェンシー取引(証券会社が投資家の代理になる)、②プリンシパル取引(証券会社が投資家の売買を相対する)

 

  • VWAP(売買高加重平均価格)

日興証券のHPに詳しく書いてある

VWAP│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

 

ボラティリティについては、日本銀行から出版されたPDFが見つかった。

http://www3.boj.or.jp/josa/past_release/chosa200003e.pdf

研究の方法論をサーベイするにはいい記事かも。

 

  • 2分法

 

 

 

金融工学の議論で用いられる用語

今日、今野浩 著 ”「金融工学」は何をしてきたのか”(日経プレミアシリーズ、2009年)を読んだ。

 そこで出てきた用語を、自分が分かる範囲でここにまとめておく。

 

  • CDS (Credit Default Swap) 

 デリバティブの一種で、いわゆる保険に近い働きをする金融商品。プロテクション・バイヤーがプロテクション・セラーに固定金利を支払う代わりに、取引企業が倒産等をした場合に元本相当額をプロテクション・バイヤーが受け取れる仕組み。実際は取引企業の債券を持っていない場合でも、CDSを購入することが出来る。

 企業の信用力が高いと金利は低くなり、逆に信用力が低いと金利は高くなる。そのためCDS金利は、対象企業の信用力を測る指標として用いられる。

 

 同じ商品の価格差を利用して利益をあげる方法。例えば通常の自販機で150円で売られているジュースが、ディズニーランドでは300円で売られているとする。そこで、自販機でジュースを150円で購入し、ディズニーランドで300円で売れば、150円分の利益を得ることができる。これを裁定取引という。(というかディズニーランドはこの方法で利益を出してるんじゃないのか?)

 先物取引での裁定取引については、日本証券業協会のHPに書いてある。

「裁定取引」とはどういうものですか? | 日本証券業協会

要するに先物の理論価格を計算し、それに対して実際の先物価格が高い場合(割高)には、現物を仕入れ先物を売れば利益が出る。逆に先物価格が理論価格よりも低い場合(割安)には、先物仕入れて現物を売ればよい。

 

  • EBITDA (Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization)

EBITDA = 税引前利益+支払利息+減価償却

税金や会計基準等の、国や環境によって異なる影響を取り除いた収益を表す。

 

  • GNP(Gross National Product)

 日本語名は国民総生産。国民全てがある一定の期間内に生産した、財・サービスの総額。生産される場所を国内に限定したGDP(Gross Domestic Product) とは違い、GNPは国内企業の海外支店等の生産も含まれている。

参考:

GDPとGNI(GNP)の違いについて - 内閣府

 

  • PER(Price Earnings Ratio)

株価収益率

PER = 株価 / 1株あたりの当期純利益

 

  • PBR (Price Book-value Ratio)

株価純資産倍率。1株あたりの純資産(BPS)に対して、株価がどれくらいの水準かを示すもの。

PER = 株価 / 1株あたりの純資産

 

 総資本に対する自己資本の割合を示す。

自己資本比率=(自己資本 / 総資本)×100

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すっかり知識が抜けていて、この記事を書くのにものすごい時間がかかった。しかしこれらの知識は、金融関連の議論をする上では基本中の基本になる。何回も復習をして、すんなりと知識が引き出せるようになろう。

 

 

 

 

 

論文賞の悔しさと、これからやるべき事

自分の代の論文賞、結構身近にいた人が取ったことを知った。

自分はこれと言った成果が出せなかった分、一緒に勉強してきた人が賞を取ってなんだか悔しい。

 

「次の環境では頑張ろう」って思うのは目標達成の先延ばしでナンセンスだけど、来年度からは成果を出して目立っている存在でありたい。

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・春休みの間は、資格の再勉強をする。4月までにはその知識が使いこなせるようにする。

・加えて新聞を読む習慣を付ける。主要なトピックは、少なくとも当日の間は覚える。

・意見発信する機会を増やす(ブログ、雑談など)

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そういえば今日の研究会で、隣に座った外国人としばらく英語で雑談した。

英会話は苦手意識が結構あったけど、なんだかんだ蓄積した勉強量のお陰で、難なくこなせた。

英会話はトピック(ネタ)の蓄積と、単語の引き出しが重要だと実感した。

 

これからの目標

論文審査が無事に終わって1ヶ月が経った。

 

2月中はグダグダ何もせずに過ごしてきたが、まあ今までの疲れが出たと考えればしょうがない。

3月中はそろそろ生産的に過ごすようにしよう。

 

4月までにやるべき事は

①英語

②時事問題の把握

③計算方法論の総復習

 

①はリスニング力、ライティング力、スピーキング力に分かれる。

リスニング力はひたすら聞くしかないと思う。

ライティング力はスピーキング力の基礎になる。つまり英語の"creation skill" を高めれば、自分の意見を英語にする事ができ、結果的にスピーキング力が上がる。(発音の良さは二の次)

 

②と③は戦術面の鍛錬にあたる。「どういう局面でどのような策を実行すべきか」という戦略面は4月以降に嫌というほど叩き込まれる。

いますべきなのは、策を実行するのに必要な方法論の勉強だ。②は新聞などで企業の経営判断などを勉強する。③では定量評価に必要な統計学線形代数の計算方法の勉強が挙げられる。

 

モチベーション・楽しさと効率

はたして今自分がやっていることは、本当に自分が望んでやっていることだろうか?

と疑問に思うことが結構ある。

 

研究の世界で活躍する人は「発見」という喜びに魅せられて、それを徹底的に追及することが出来ている。

こういう人は「基礎知識」という方法論(≒戦術)が完全に頭の中でインプットされていて、思いついたときにすぐに研究に取り掛かれる。

 

僕が尊敬している第一線で活躍する先輩も、朝起きたときに「今日は何を研究しようかな?」と考えるそうだ。

そうしてインプットされた方法論を使って、主体的に学問世界を旅することが出来る。

 

果たして自分はどうか?

まず、研究を始めるきっかけは指導教官からの指示だ。この時点で主体的でなく、自立していない。

 

そして、その指示を実行するために必要な基礎知識を勉強し直す。

これが結構ストレスが溜まる。

基礎知識の習得するために文献を読むのだが、その文献すら理解できずに研究になかなか進まない。

 

研究室では輪読ゼミという、1冊の教科書を発表者が担当範囲を決めて(p.○○ ~p.○○までという感じで)、その内容を自分で理解して発表するイベントがある。

自分の担当範囲に対しては1週間~2週間、朝から晩まで研究室に篭って調べつくすのだが、それでも指導教官が初見で把握する理解量に追いつけない。

 

指導教官は教科書の文章をサッと見て、5分足らずで「ここはこういうバックグラウンドがあって、こういう前提を置いて計算をしたらこの結果が出て、その結果をこういう風に変換するとこの文章の主張の根拠になる」といったことをスラスラと説明が出来てしまう。

 

自分が何時間もウンウンと唸ってたどり着くレベルを、5分足らずで超えてしまう。

ノンストレスで勉強をこなせて、あまった時間を自分の研究に使えるわけだから敵いっこない。

 

自分は方法論でつまずくことが多い。

「経験の差」と言ってしまえばそれまでだが、仮にも学部と大学院の計6年間勉強してきた身だから、在学中に殻を破ってしまいたい。

勉強するってどういうことだろう?

大学の4年間「勉強ってなんだろう?」、「問題が解けるようになるってどういうことだろう?」って考え続けてきた。

 

いままではテスト勉強ばかりしていて、過去問の解き方を覚える勉強法ばかりしてきた。だけど、現在大学院で研究する中で、勉強したことが研究で使えるようになっていないことに気づいた。

 

インプットの量は多いが、アウトプットする機会が少ない。

アウトプットが出来ないということは、仕入れた知識が使いこなせていない。

野球の道具は高いものを買っているが、野球の技術が低いのと同じだ。

 

幸いインプットする習慣は大学4年間で付いた。後はアウトプットの練習だ。

このブログはアウトプットの機会としても利用していきたい。