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モチベーション・楽しさと効率

はたして今自分がやっていることは、本当に自分が望んでやっていることだろうか?

と疑問に思うことが結構ある。

 

研究の世界で活躍する人は「発見」という喜びに魅せられて、それを徹底的に追及することが出来ている。

こういう人は「基礎知識」という方法論(≒戦術)が完全に頭の中でインプットされていて、思いついたときにすぐに研究に取り掛かれる。

 

僕が尊敬している第一線で活躍する先輩も、朝起きたときに「今日は何を研究しようかな?」と考えるそうだ。

そうしてインプットされた方法論を使って、主体的に学問世界を旅することが出来る。

 

果たして自分はどうか?

まず、研究を始めるきっかけは指導教官からの指示だ。この時点で主体的でなく、自立していない。

 

そして、その指示を実行するために必要な基礎知識を勉強し直す。

これが結構ストレスが溜まる。

基礎知識の習得するために文献を読むのだが、その文献すら理解できずに研究になかなか進まない。

 

研究室では輪読ゼミという、1冊の教科書を発表者が担当範囲を決めて(p.○○ ~p.○○までという感じで)、その内容を自分で理解して発表するイベントがある。

自分の担当範囲に対しては1週間~2週間、朝から晩まで研究室に篭って調べつくすのだが、それでも指導教官が初見で把握する理解量に追いつけない。

 

指導教官は教科書の文章をサッと見て、5分足らずで「ここはこういうバックグラウンドがあって、こういう前提を置いて計算をしたらこの結果が出て、その結果をこういう風に変換するとこの文章の主張の根拠になる」といったことをスラスラと説明が出来てしまう。

 

自分が何時間もウンウンと唸ってたどり着くレベルを、5分足らずで超えてしまう。

ノンストレスで勉強をこなせて、あまった時間を自分の研究に使えるわけだから敵いっこない。

 

自分は方法論でつまずくことが多い。

「経験の差」と言ってしまえばそれまでだが、仮にも学部と大学院の計6年間勉強してきた身だから、在学中に殻を破ってしまいたい。